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稲森豊議員が二輪駐輪場の整備促進を求める

全会一致で陳情採択

稲森豊市会議員

2006年11月6日

116日開催された大阪市会計画消防委員会において、稲森豊議員は大阪オートバイ事業協同組合(吉田純一理事長)から出された「二輪車駐車場の整備促進に関する陳情」を採択するよう求めて発言を行いました。

この陳情は、交通法の改定により自動二輪車の駐車違反の罰則規定が強められると同時に、駐車場法の改定により建築物に四輪自動車と共に二輪車についても駐輪場を附置させる義務を課せることが出来ることになったことを受け、大阪市においても公営の駐輪場や民間の駐車場においても二輪車駐輪場の設置を促進することを求めたものです。

大阪市計画調整局の箕田幹局長は「違法駐車状況や駐輪施設調査を行った上で、駐車施設の高い建築物に対する駐車施設の位置や、民間駐車場での対応など必要な駐車対策について検討していく。8月より試行実施している長堀と東長堀駐車場で自動二輪車の受け入れの安全性や利用状況など検証をし、他の公的駐車場における自動二輪車の受け入れについて関係局と連携し検討していく」と見解表明しました。

稲森議員は、大阪市における自動二輪駐車場の状況など具体的数字を示し、検討では不十分である、自動二輪車の駐輪施設は駐車違反を解消するために不可欠の施設であり、同じ政令指定都市である仙台市においては条例によって41箇所の公営駐輪場で二輪車を受け入れていること、併せて民間の建物についても自動二輪車の附置を義務付け、建設費の補助制度も設けていることを紹介し、大阪市においても単なる検討ではなく、早急に実施を前提に措置を講ずるよう求めました。

陳情は全会派賛成で採択されました。

(しんぶん赤旗:11月7日.大阪民主新報:11月12日)