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「直通バスの復活と増便を」の陳情採択を求め質問

大阪市会交通水道委員会で関根信次議員

関根信次市会議員

2007年2月14日

 

  2月14日、大阪市会交通水道委員会が開かれ、日本共産党の関根信次議員は「直通バスの復活と増便を」求めた陳情の採択を主張しました。

 大阪市交通局は地下鉄今里線の開業にあわせて旭区城東区鶴見区など大阪城以東の7行政区を走る21のバス路線の運行回数を約20パーセントも減らす「バス路線再編成」を強行し、その結果、交通に大きな不便が生じています。特に森小路大和川線を守口車庫から杭全まで走る旧35系統が今里で切られたうえに今里以北の運行回数が約40パーセントも減らされたために大変な不便と不公正な料金負担がおこっています。そのためバス利用者から「旧35系統の復活で直通バスの実現を。今里以北のバスの増便を。」との陳情書が議会に提出されました。

 交通水道委員会で関根議員は現地調査と利用者との対話をもとに「不便と不公正な料金」を正すために旧35系統バス路線の復活をすべきだと質疑しました。

  同議員の調査によると守口方面に向かう今里停留所では到着バスが遅れると乗り継ぎがうまく行かず20分以上の時間待ちをしなければならなくなり、また鶴見区方面から森小路大和川線でバスを乗り換えて杭全方面に向かうには今里でさらに乗り換えることになり、今まで200円で行けたものが400円の料金負担になります。

  関根議員は「大阪市の都合で不便を与えたうえに倍の料金を取るのは不公正そのものだ。旧35系統バスを復活し増便することは交通局の責務だ」と厳しく指摘しました。交通局は「しばらくの間状況を調査したい」旨の答弁をしました。