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尾上議員、大国町駅など

危険なホームへの可動柵早期設置と

ホーム要員増員配置を求める

尾上やすお市会議員

2008年3月14日

 日本共産党の尾上やすお議員は、3月13日の交通水道委員会で、地下鉄駅ホームからの乗客転落事故が毎年40人前後も発生している問題の解決へ、可動柵設置と駅ホーム要員の適切な配置を求めて質疑をしました。

 大阪市交通局では長堀鶴見緑地線が2010年度末完成で可動柵設置を計画しており、その次は千日前線を予定しています。転落事故件数の多い御堂筋線への設置計画は具体化されていません。

 尾上議員は、御堂筋線と四つ橋線とが合流する大国町駅の状況も示して、危険な駅ホームや路線こそ安全性の確保のため設置を早急に具体化すべきと質しました。

 交通局は、「必要性は高いと認識しているが、駅ホームの狭隘や列車ダイヤ編成など課題が多い」との答弁にとどまりました。

 さらに同議員は「可動柵設置が出来るまでの間、駅ホーム要員の増員などで転落事故根絶に最善をつくすべき」と要求しましたが、「朝・夕のラッシュ時に配置をしている」と適正な配置だとの強弁です。

 尾上やすお議員は、市民の命にかかわる重大問題、安全確保を最優先に必要な人的配置をと重ねて求めました。