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下田議員、地下鉄8号線南伸は

市が市民に約束した路線と実現を求める

下田敏人市会議員

2008年3月14日

 3月14日の交通水道委員会で日本共産党の下田敏人議員は、地下鉄8号線(今里筋線)の今里から湯里6丁目間6.7kmの建設をすすめ、市民の足の利便を図り、街の活性化に寄与すべきと、その実現を求めました。

 8号線南伸部分は井高野〜今里間の開通後、'06年度から着工すべく国の補助採択を受けていたが、關前市長の見直し凍結方針で頓挫しています。

 下田議員は、建設事業費についても、他都市で国補助を受けている地下鉄建設は京都市・横浜市・東京メトロと相次いで整備が終わり、国補助採択の好機だ。また、大阪市でも中之島線の今秋、阪神難波線が来春の完成予定で、これまで市が一般会計で年平均64億円、新年度予算では両線の計画で112億円かかるが、この負担がなくなる。南伸の建設事業費1,314億円だが7年の工事期間から見て、市の一般会計の負担額は年46億円となり、これまでの実績から実行可能なものと指摘。

 平松市長は「8号線建設は必要な課題だ」と答えました。交通局は必要性は認めるも慎重に検討していきたいとの答弁にとどまりました。

 下田敏人議員は、建設には交通局で428億円の負担となるが地下鉄事業会計も好転しており、交通事業設置の条例に盛り込み市民に約束した路線で、これを履行する責任が市と交通局にあるとかさねてその実現への取組みの強化を求めました。