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京阪森小路駅のバリアフリー化求める陳情 採択求め寺戸議員が質疑 |
てらど月美市会議員 2008年9月11日 |
9月11日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党のてらど月美議員は、「京阪森小路駅舎にエレベーター設置等を求める陳情書」「京阪森小路駅のバリアフリー化を求める陳情書」の採択を求めて質疑をしました。 京阪森小路駅は、一日当たり13000〜14000人もの乗降者数があります。高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)の対象である5000人以上の基準を越えているので、2010年までに段差解消や視覚障害者の点字用ブロックの整備、身体障害者対応型トイレやエレベーターの設置などバリアフリー化に努めなければなりません。 寺戸議員は、質疑に先立ち、日本で一番最初にバリアフリー化された阪急伊丹駅を視察し、駅構内の避難場所や2段手すり、視覚障害者ための音声案内等などを紹介し、住民参加の重要性を強調しました。 寺戸議員は、高架下の歩行者通路、道路について、京阪電気鉄道株式会社の所有だが、住民にとっては東西を結ぶ欠かせないものである。歩行者通路が狭いため事故が頻発している。建設局は車道部分の雨水排水や照明設備の日常管理、舗装面の改修を行っている。京阪電車と歩行者通路、車道の拡幅について協議検討を求めました。 建設局道路部の高島建設担当課長は「京阪電気鉄道株式会社に本市の認定基準に適合した改良整備が行われた後、寄付などにより大阪市が受け、管理道路とすることは可能」 計画調整局開発調整部の田邊バリアフリー施策担当課長は「高架下の歩行者通路を拡幅するためには、高架下という構造上の大きな制約がある。どのような方法、可能性があるのか、どの程度の費用がかかるのかなど、技術的な検討を行う必要がある。現時点では実現の見通しは立ってないが、今後、京阪電鉄に対し、実現性も含めて技術的な検討を行うよう要請してまいりたい」と答弁しました。 「京阪森小路駅のバリアフリー化を求める陳情書」は全会一致で採択されましたが、自民党、公明党、民主党などにより「京阪森小路駅舎にエレベーター設置等を求める陳情書」が継続審議扱いとなりました。 |