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地下鉄ホーム可動式柵の

全線設置へむけ計画的整備を急げ

交通水道委員会で長谷正子議員

はせ正子市会議員

2009年3月13日

 長谷正子議員は13日の大阪市会交通水道委員会で、市営地下鉄安全対策のより一層の向上のため可動式ホーム柵の既設全線への計画的設置と駅ホーム要員配置の必要性を求めて質疑をしました。

 視覚障害者などから駅プラットホームは「欄干のない橋」と言われ、可動式ホーム柵などの設置が強く望まれており、請願・陳情書がたびたび市議会に提出され、日本共産党市会議員団もその実現のためともに運動してきました。このほど今里筋線は開業設置となり、長堀鶴見緑地線2010年度、千日前線2014年度、御堂筋線は今年度から調査開始で10年後に完成予定となりました。

 長谷議員は、「設置を主張してきた者として本当に遅かったといえ、ようやくという思い」とのべ、転落事故は年間40件ほど発生している事実を指摘し、ホーム柵の全路線への計画的整備の早期実施を求めました。交通局は、既設全線への可動式ホーム柵設置に向けての整備計画については明らかにしませんでした。

 また長谷正子議員は、その間の転落防止など安全対策やサービス向上や、ホーム柵設置後も緊急非常事態に対応するためにもホーム要員の配置を重ねて要求しました。