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バス事業を守ってほしいの市民の声に応え、市補助金の増額を

わたし議員が交通水道委員会で要求

わたし考一市会議員

2009年10月13日

 10月13日、大阪市会交通水道委員会が開かれ日本共産党のわたし考一議員は、交通局が発表したバス路線・赤バスを中心としたバス事業「改革」案に関する市民意見(パブリックコメント)や2万人を対象としたアンケート調査結果(回答者は4,139人)について質疑をおこないました。

 同議員は、市民意見にしても、アンケート調査にしても「バスが大幅赤字、これをどうするか」という事を最大限強調した調査になっており、公共公営交通はいかにあるべきかという事か全く示されておらず、こうした調査では「赤字バスは廃止とせよ」という所へ世論誘導される危険性があると批判しました。

 わたし考一議員はこうした「赤字宣伝」の中でも、大阪市の思惑をのりこえて概ね一般会計やあるいは地下鉄会計からの繰り入れが必要であるとの認識が示されており、大変重要な調査結果で、市民世論は健全な形で現れていると指摘しました。

 同議員は、こうしたバス事業を守ってほしいとの声に大阪市は一般会計からの補助金を増やすべきと平松市長に質しました。市長は「アクションプランで中長期的に経営改善をやっていく」と消極的な姿勢を示しました。

 わたし議員は名古屋市や仙台市の例(資料)をあげ、せめてこれらの 都市並に補助金を支出し、バス事業を支援し、市民の足を守るよう重ねて要求しました。