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「赤バス」の収支については全額補填を

わたし議員が交通水道委員会で質疑

わたし考一市会議員

2010年3月12日

 3月12日大阪市会・交通水道委員会が開かれ、わたし考一議員は地下鉄・バス事業の来年度予算について質疑をおこないました。

 わたし議員は、「市営バスのあり方に関する検討会」の最終提言は「地域系やコミュニティ系といった一般会計が費用負担して維持すべき路線については,大阪市として今後も引き続き、十分な財政措置が講じられるべきである。」と述べている事を指摘、バス事業に対する一般会計からの運営補助が求められている事を強調しました。

 また、同議員は「赤バス」を100円で運行をさせたのは行政側であり、少なくとも「赤バス」については収支について全額補てんされるべきで、地域系やコミュニティ系のバス路線についても同様の措置が求められると主張、来年度予算で名古屋市や、京都市並みに適切な運営補助が行われていれば避けられる赤字であると強調し、まともな支援もせず最初からバス事業の30億円もの多額の赤字予算を組んでいるのは大阪市だけであると市長の態度を厳しく批判しました。

 平松市長は「地下鉄からの繰り入れや一般会計からの補助を受けることなどにより、中長期的にバス事業の収支均衡を図り、将来に亘って安定的なバスサービスの提供に努めたいと考えております。」との答弁にとどまりました。