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交通弱者・市民の生の声に真摯に耳を傾けるべき わたし考一議員 交通水道委員会 |
わたし考一市会議員 2010年9月15日 |
9月15日大阪市会交通水道委員会が開かれ、日本共産党のわたし考一議員が「赤バスの存続を求める市民連絡会」から提出された陳情書について採択を求めて質疑をおこないました。 わたし議員は、元々赤バスを走らせたそもそもの出発点は何だったのかを当局に質しました。交通局大城運輸計画担当課長は「十分な需要がなく、採算性が困難な日常生活に必要な乗り合いバス」と答弁しました。同議員は高齢者など移動困難者の需要はさらに高まっているのであり、廃止を前提にした議論はやめるべきだと指摘し、各行政区で行われている、説明会等での市民の生の声に真摯に耳を傾けるべきと主張しました。 また、同議員は国では「交通基本法」制定の動きがあり、その中で「交通基本法の根幹に据えるべきは「移動権」であり、ひとりひとりが健康で文化的な最低限度の生活を営むために必要な移動権を保障されるようにしていくことが、交通基本法の原点」とのべていることについて紹介。こうした動きについて研究し、そのためにも「移動制約者」に対する交通施策を恒常的に担当する部署が必要なのではないかと平松市長に提言しました。市長は「交通弱者と同時に環境を重視した社会に向け移動手段の変化をとらえていく観点が必要でこれからの課題になる」と答弁しました。 |