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下田議員が「駐車場確保に関する陳情書

(あべのベルタ周辺の駐輪対策)」の審議で

将来を見据えた常設駐輪場整備を求めて質疑

下田敏人市会議員

2010年12月9日

 12月8日開催の建設港湾委員会で下田市会議員は、 阿倍野駅周辺では1500台の駐輪場が整備をされて今年10月から自転車禁止区域などが実施された。しかしあべのベルタ内に放置自転車が生まれているため、 あべのベルタ管理組合などから駐輪場の増設が求められている。現地も確認したが、ベルタにはパチンコ店やスーパーもあり、利用客の対応として店の駐輪対策の強化は当然、必要である。また同時に今後A地区に大きな商業施設が完成することで、不特定多数の市民が 阿倍野駅周辺に集まる事が予想される。当面の対策と将来を見越した対策をどのようにするつもりかと質問。

 市は当面は、現在の地下駐輪場の利用スペースを一部、定期利用スペースに変更する事で約300人の定期利用者の待機の解消を図る。また、あべのベルタ内の民有地に放置されている自転車を地元で排除するなど適正に管理していただく事を条件として、仮設駐輪場を設置する方向である。また、将来は駐輪需要等を調査し既存駐輪場の利用や歩道を利用など必要に応じて対応すると答弁。

 下田議員は、将来、あべの筋の整備も計画されておりいつまでも仮設駐輪場ではすまない。そこでベルタ裏の公園下にという提案もあるようだが、そこでは効果があるか非常に疑問もある。したがってよく検討されて陳情の願意である「常設駐輪場」の設置を行うよう努めていただきたいと主張。陳情書の採択を求めました。審査の結果は共産党は採択を、自民党は継続、公明党は採択、民主党は継続、維新の会は継続となり、審議の結果「継続扱い」となりました。