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駐輪場有料化は放置自転車対策への逆行

こはら孝志議員が建設港湾委員会で質疑

こはら孝志市会議員

2011年9月27日

 日本共産党こはら孝志市議は9月27日建設港湾委員会で無料自転車駐輪場を有料化する条例案にかかわって、放置自転車への有効な対策にもならず、市民負担を強いるものだと追求しました。

 こはら議員は、今回の条例改正案では、現在ある駐輪場のうち収容台数に比較的余裕のある有料駐輪場の空きスペースを利用して自動二輪車、通常のバイク、の受け入れ枠を設置する計画は、自動二輪車の駐車スペースが不十分であり市民のニーズに応えるもので当然の措置だと指摘。しかし、条例改正案の中に現在ある無料自転車駐輪場を有料化することが含まれており、その事は内閣府の実態調査結果でも、無料の自転車駐輪場が有料駐輪場より8ポイント利用率が高いことが示されていることを紹介し、駐輪場を増やすことと併せて無料で運営することが最も効果的な放置自転車対策だと強調しました。

こはら孝志議員は、さらに現在無料の平野区の長原駅は施設台数も増やさず、自転車集中台数も施設台数以内にもかかわらず有料化する必要が無く、新たな市民負担を強いることになると指摘。放置自転車を減少させるには、市民が使いやすく、集中台数に見合った駐輪場に整備することがまず先決だと重ねて要求しました。