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岩崎けんた議員が交通水道委員会で

市民・利用者第一の地下鉄・バス事業を示す

「新中期経営計画」への転換を求める

岩崎けんた市会議員

2011年9月28日

日本共産党岩崎けんた市会議員は9月28日の交通水道委員会で、交通局が発表した2011年〜15年度に向けての「新たな中期経営計画の策定指針【案】」について補強、改善を求め質疑を行いました。

岩崎議員は「地下鉄・ニュートラム全駅で、エレベーターによるホームから地上までの1ルート確保」が実現できた今、駅周辺の医療・福祉施設の状況など考慮し、交通弱者対策として2ルート目の増設計画を盛り込むよう求めました。交通局は「国・自治体の補助基準もあり今後慎重に検討する必要がある」と答弁。同議員は、地下鉄中央線大阪港駅での病院施設側への設置要望を具体的に示し、個別対応や移動困難者対策の強化のため、新たなルート設置の方針・基準を早期に確立することを強く求めました。

岩崎けんた議員は、地下鉄8号線延伸(今里〜湯里6丁目間)について、事業着手への展望を明確に示す表記にすることを求めました。同議員は、福岡市では来年度予算に延伸事業が認可されることや、また関西財界系シンクタクが「8号線延伸の場合、駅から500m圏内になる団地が増えて、利便性が高まる」と評価していることを紹介し、新中期計画(案)のような消極的な表現ではなく、「一刻も早く着工にとりくめるように計画書を策定する」との前向きな表現にすることを求めました。

また、交通事業で必要不可欠な「安全性の確保」に逆行する、人員削減計画や事業委託化についてはその見直しを強く要求しました。