title

岩崎議員が交通水道委員会で

地下鉄大阪港駅東南口にエレベーター増設を求める

岩崎けんた市会議員

2011年10月21日

 日本共産党の岩崎けんた市会議員は、10月21日の交通水道委員会で地下鉄大阪港駅の東南口にエレベーターを増設してほしいと、港区民から1096筆の署名を添えて出された陳情書採択を求めて質疑をしました。

 岩崎議員は、大阪港駅は海遊館がある西北口にはエレベーターが設置されているが、地元利用者で車椅子移動身障者の「地下鉄に乗る時は、グルッと海遊館のほうを回って、信号を2つ渡ってエレベーターまで行かなあかん。しかもエレベーターは大概、混雑しており、下手したら電車に乗るまで何十分もかかり、本当に大変」との声も紹介し、さらに駅東南口には船員保険病院があり車椅子通院の患者利用も多く、また周辺は港区内でも高齢化率が高く、2ルート目のエレベーターは強く望まれているとその設置を求めました。

 交通局は「エレベーター整備には莫大な事業費がかかり、整備するには国・地方自治体からの補助が必要。2ルート目の整備は慎重に検討」との答弁にとどまりました。

 岩崎けんた議員は、「社会への積極的な貢献」「質の高いサービス」をうたっている新中期経営指針(案)にもとづき、超高齢化社会への対応や地域の実情も検討し、同駅だけでなく地下鉄全駅での2ルート整備へ今後取り組むべき方向性、基準を明確にすることを重ねて求め、陳情書の採択を主張しました。

 なお陳情は維新、公明、自民、みらい(民主)によって継続審査とされました。