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大阪市議会決算特別委員会 “公営即非効率”は誤り 地下鉄・市バス民営化を批判 |
北山良三市会議員 2013年10月3日 |
北山市議が主張 日本共産党の北山良三大阪市議は3日の市議会決算特別委員会で、橋下徹市長が狙う地下鉄・市バス民営化は「公共の福祉の増進を目的」にした公営の優れたとこうを放棄することだと批判し、市営を守り利用者の声に応えて改善・発展させていくことこそ行政の本来の改革だと迫りました。 北山氏は「民営化は公営のいいところを消し去って営利目的の株式会社にするものだ」と強調。市交通局が民営化の効果としで示している「意識改革」「サービス向上」「財政貢献」は、「公でも努力されるべきもので、民営でないとできないことではない」と主張しました。 交通局側は「論理的にはできるが、現実的にはできなかった」と答弁。北山氏は「市民全体に奉仕するのが公務員だ。だからこそもっと意識改革やサービス向上に努めねばならない」と強調し、「できないといって大事な市民の財産を民営化するのは敗北主義だ」と批判しました。 1965年10月の地方公営企業制度調査会の答申で、「公共性のゆえに合理的・能率的運営が阻害されるということは全く筋違いであって、合理的、能率的運営により最少の費用で最大の効果をあげることこそ公共性の確保につながる」としていると紹介、公営であるがゆえに非効率だとの前提にたった民営化は間違っていると主張しました。 (2013年10月9日付しんぶん赤旗) |