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地下鉄バス民営化反対 山中議員「市民の利益損ねる」 |
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山中智子市会議員 2017年2月21日 |
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大阪市議会交通水道委員会が21日開かれ、日本共産党の山中智子市議が、市営地下鉄・バスの廃止条例案など民営化関連議案について質問。「安全・安心など市民・利用者の利益を大きく損ねるもので、断じて賛成できない」と反対しました。維新が賛成、自民、公明などが留保を主張し、民営化関連議案の採決は見送られました。
山中議員は、オスカードリームの破たん処理をテコに市バスを無理やり民営化するやり方をあらためて批判。 「全国的にバス運転手が不足するなか、運転手確保の見通しも立っていない。バス路線や便数の拡充こそ求められているのに、さらなる路線カットになりかねない」と述べました。 地下鉄民営化について山中議員は、[安全対策が急務な時なのに、可動式ホーム柵が最も必要な御堂筋線への設置は民営化後10年間はやらない計画になっている。“人的サポート強化”と言いながら職員は減らす一方。これで安全が向上するのか」と追及しました。 そのうえで「職員を減らし、バスを切り捨て、安全対策の投資も控え、やみくもに利益を積み上げようとする目的は、株式の上場・売却以外にない。市民・利用者の利益が損なわれる」と批判しました。 (2017年2月22日付しんぶん赤旗) |