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コミバス創設求める

寺戸議員 交通空白放置を批判

てらど月美市会議員

2018年5月22日

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質問するてらど市議=22日、大阪市議会

 日本共産党の寺戸月美大阪市議は、5月22日の市議会交通水道委員会で、コミュニティーバスの創設・運行などについて質疑しました。

 寺戸市議は、この間、17の行政区からコミュニティーバスの創設・運行を求める陳情書が提出され、大阪市民の足をなくさないでほしい、地域の交流の場にも参加したいなど切実な声が多く寄せられていると指摘。大阪市はいくつかの行政区で大きな交通空白地域が出ていることを認めているのに放置し、各行政区に丸投げし続け、責任を放棄していると批判しました。

 寺戸市議は各行政区では一様に「財政負担が大きすぎるので、区独目での運行は困難」と主張している中で、「市の事業として地域コミュニティー交通網を実現するための計画や制度をつくるべきだ」と要望。市は「必要なバスサービスは確保できている」と無責任な回答に終始しました。

 寺戸市議は「大阪市営交通が民営化されたとはいえ、公共交通に変わりはない。大阪市都市交通局は責任部署として交通政策を促進する使命を果たすべきだ」と主張しました。

(2018年6月2日付しんぶん赤旗)