24日にひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の姫野浄議員は、北区・西天満小学校建設工事請負契約の締結について質疑しました。
姫野議員は、この工事は旭区の同和建設協会会員の業者が落札しており、落札額は最低制限価格にほぼ一致していること、その一方、入札に参加した他の十一社は予定価格にきわめて近い額で応札しているなど、きわめて不自然だとのべました。
また、この間の改善で、予定価格に対する「ボーリング」(業者からの接触)はなくなったが、最低制限価格への「ボーリング」はなくなったのかどうか、大半が予定価格に非常に近い額で落札されていることなど、大阪市の入札にかかわる問題を指摘。談合の疑惑がつきまとっており、現場でのきびしいチェックなど厳正な対処が必要だと強調しました。
また、旧同和推進校の工事はすべて同和建設業者に請負させていることは、まったく異常であり、同和関連法がすべて失効しているもと、このように公共工事がゆがめられてはならず、ただちに改善し、市民が納得できる公正な競争入札にするべきだと主張しました。 |