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大阪府老人医療費助成制度の改悪に反対を磯村市長に要望

民生保健委員会で渡司考一議員

渡司考一市会議員

2003年9月22日

 9月22日、大阪市議会民生保健委員会が開かれ、渡司考一議員が質疑しました。都島区にある総合医療センターでおきた患者の様態をモニターする医療機器の故障に端を発した医療事故の損害賠償問題では医師や看護婦が欧米諸国に比べ極端に少ない実態を指摘し、だからこそ医師や看護婦が複雑化している医療機器の故障を気にしながら仕事をするのではなく、医療機器が故障した際、迅速な修理の体制と修理が終わるまでの人的な配置を健康福祉局にもとめました。総合医療センターの藤田運営課長は「今後主要機器の早急な修理体制、定期的な点検強化のためにあらたに機器メーカーと委託契約を結ぶ」と答弁し改善する事を約束しました。
 続いて同議員は大阪府が発表した老人医療費を中心とした福祉医療費助成制度の改悪素案について質疑、磯村隆文大阪市長に対しこのような助成制度の改悪中止を求めよと要望。同市長は「各医療費助成制度については、それぞれ、市民の健康の保持や生活の安定に役割を果たしてきた制度である、大阪府では素案を発表されたが、その内容は、市民生活の影響のあるものであり、市民に過重な負担をまねくことがないよう、府にたいして要望している」と答弁しました。