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敬老パスは2006年も無料で継続 決算特別委員会の矢達幸議員の質問で明らかに |
矢達幸市会議員 2006年1月20日 |
1月20日、大阪市議会の2004年度一般決算特別委員会が開かれ、日本共産党の矢達幸議員が敬老パスの無料化継続を求めて質疑しました。 矢達議員は、大阪市の敬老パスは、高齢者の生きがいと社会参加を促進し、福祉の増進に寄与するためにつくられ、社会の発展のために長く貢献してきた高齢者へ敬意を表する制度だと指摘。「市政改革基本方針」(マニフェスト)では見直しの対象になっているが、高齢者に対する敬意には貧富の差はなく、財政難を理由に有料化することは許されないと強調しました。 關市長は、「敬老はいつの時代にも大事ということは私も一緒だ。大阪市の誇るべき制度であり、誇りもある」などと答えました。 矢達議員は、無料化を継続することが制度の精神であり、2006年度も現行通り継続するのかと重ねて質問。理事者は、「現在と同様に交付する」と、無料の継続を明らかにしました。 また、矢達議員の質問によって、本人確認を明確にするために最寄りの郵便局で交付すること、2月上旬にハガキでそれを知らせること、本人は2月下旬から3月末にかけて郵便局に出向いて新しいパスを受け取ること、その際、ハガキ・現在使っているパス・本人と確認できるもの(健康保険証など)・印鑑を持参することなどが明らかにされました。なお、大阪市は、パスのICカード化を進めるとしています。
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