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敬老パス有料化に道理なし 矢達議員が撤回迫る |
矢達幸市会議員 2008年9月30日 |
大阪市議会公営準公営決算特別委員会が30日開かれ、日本共産党の矢達幸議員は、敬老パスの一部有料化と利用制限についてただしました。 大阪市は、9月4日に発表した「経費削減素案」で、70歳以上の高齢者への市バス・地下鉄の敬老優待乗車証(敬老パス)を2010年度から年間利用額を6万円(月5千円)に制限し、所得に応じて年3千円〜1万5千円の負担を求めています。 矢達議員はこの制度の見直しについては関淳一前市長のときの2005年3月に、無料化継続で決着済みだと指摘。「敬老パスが大阪市の赤字の原因であるかのように言っているが、赤字の最大の原因は、ムダと浪費の大型開発と不公正乱脈な同和事業にある」とのべ、「その責任をお年寄りにかぶせていいのか」と撤回を迫りましだ。 平松邦夫市長は「この制度を維持していくためには、いったん制度の見直しを図りたい」とパス有料化の素案に固執しました。 (しんぶん赤旗:2008年10月1日付) |