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北山議員 介護保険料の負担軽減を求める |
北山良三市会議員 2012年1月25日 |
1月25日の大阪市議会民生保健委員会で、日本共産党の北山良三市議は、介護保険料を引き下げるよう市に求めました。 市の第5期介護保険事業計画(2012年度〜14年度)素案は、毎月の保険料を現行4780円から5990円に値上げするとしています。 北山議員は「この値上げで、政令市中最高値になる」と批判。「国も全国的に保険料の引き上げが見込まれるとして、保険料抑制のために、介護給付費準備基金や財政安定化基金の取り崩しが言われている」と指摘し、介護給付費準備基金の取り崩しがどれぐらいの抑制効果になっているのか質しました。 市は、「取り崩し可能額は29億円で、全額取り崩して軽減は146円」と答えました。 北山議員は、「取り崩してもなお保険料5990円と高齢者の負担は大きい」と述べ、一般会計からの繰り入れで介護保険料の引き下げと、保険料第2段階までの料率見直しで低所得者に配慮した保険料を要望しました。 大阪市は、「軽減策としては、基金の取り崩し以外になく、一般会計からの繰り入れは適当でない。料率見直しは国の動向を注視していきたい」と答弁しました。 |