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北山議員が介護保険料を引き下げるよう

あらゆる努力をせよと橋下市長に迫る

北山良三市会議員

2012年3月13日

 日本共産党の北山良三大阪市会議員は、3月13日の民生保健委員会で、来年度予算案で大幅値上げとなる介護保険料について、引き下げるためにあらゆる努力をせよと橋下市長に迫りました。

介護保険は4月から第5期事業にはいりますが、大阪市は65歳以上の第1号被保険者の保険料を、基準額月額4,780円から5,897円へと月額1,117円、23.4%も値上げするとしています。

 北山議員は、高すぎる保険料算定のもとになっている今後の給付費の過剰な見込額の見直しを行い、財政安定化基金の大阪府の取り崩し分も保険料抑制に充てるよう、市長として、府知事にあらためて強く求めるなど、あらゆる努力をすべきではないかと質しました。

 また、北山議員は、年金収入80万円以下の低所得者である、第2段階の保険料の料率が基準額の0.56と設定され、国が示している基準よりも高くなっていると指摘し、大阪市は、第2段階に該当する被保険者が23%を占めていることからも、第2段階の低所得者の保険料を国基準並に下げるために、一般会計からの繰り入れを検討するよう市長に質しました。

 橋下市長は、財政安定化基金をどう使うかは権限を持っているものの決定。一般会計からの繰り入れについては、やるべきではないなどと冷たい答弁に終始しました。