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高い介護保険料下げよ 大阪市決算特別委員会 井上市議が迫る |
井上ひろし市会議員 2024年11月15日 |
日本共産党の井上浩大阪市議は15日の市議会決算特別委員会で、全国一高い介護保険料について、横山英幸市長に「今まさに高齢者が大変な思いをしている。すぐにでも対策を」と迫りました。市長は「保険料軽減のために一般財源を投入できない」とし、市独自の取り組みはできないとの認識を示しました。
市側は、第9期介護保険料が14%引き上げられ月額9249円と全国一高くなった理由について「高齢者のいる世帯に占める1人暮らし世帯の割合が高い」と答弁。井上氏は「低所得の市民に厳しい大きな引き上げ率。第8期並みの保険料に引き下げるのに一般財源を3年間で約280億円投入すれば可能であるなら、速やかに実施すべきだ」と指摘。「現在の制度が限界にきている。国が負担割合を引き上げるのを待つのでなく、市独自の保険料を下げる取り組みを」と要望しました。
国民健康保険の府内統一化で、保険料率軽減のための任意繰り入れは行わないと答弁する市側に、井上氏は「府がしばりをかけても、法律上、市独自の減免も一般会計の繰り入れもできるはず。市民の負担軽減に努めてほしい」と求めました。 (2024年11月16日付しんぶん赤旗) |