24日にひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の江川繁議員は、浪速区の住民や商店街関係者から出された「日本橋でんでんタウンでの『歩行者天国』の実現を求める陳情書」の趣旨採択を求めて質疑しました。
陳情は、東京の秋葉原とともに日本の二大電気店街である日本橋でんでんタウンのにぎわいが失われつつあるのは、浪速区はもちろん大阪市全体にとっても大きなマイナスとのべ。「歩行者天国」の実現を求めています。
江川議員は、でんでんタウンにとどまらず、大阪市内全体の商店街が、小売店、従業者数の大幅な減少(小売店は1991年48、483が年2002年36、550に24・6%減少)にみられるように、きわめてきびしい状況におかれており、街づくりの点からも大問題だと指摘。日本共産党大阪市会議員団はこの打開のために、「大阪市中小企業等振興基本条例」の制定を提案しており、大阪市として抜本的対策をとるよう強調するとともに、今回の陳情は、商店街の活性化への試みだと実現を求めました。
土崎敏夫助役は、魅力ある商店街づくりに支援をつよめたいとこたえました。陳情は、全会一致で採択されました。 |