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小川陽太市会議員

2016年2月22日

写真 日本共産党の小川陽太大阪市議は2月22日、市議会都市経済委員会で、大阪市立工業研究所と府立産業技術研究所の統合に関連して、市工研にかかわる中期目標の一部を変更し、期間を1年延長する議案について質疑し、「統合をすすめるものでしかない」と反対しました。

 議案は中期目標の期間を1年間延長し、その間に両研究所の共同研究、人事交流など連携を強化し、早期に統合を実現したいというものです。

 議案は共産党以外の賛成多数で可決しました。

 小川氏は、市がやるべきことは、「中小企業支援のためのニーズをとらえて、市工研が十分に機能を果たしていくように、より身近に、より使いやすく、新しい中期目標を策定することだ」と主張。

 小川氏は「厳しい経営環境の中がんばっている中小企業が不安を感じる市政でなく、全力でバックアップしていく姿を見せ、安心して企業活動に研究所を利用していただけるように機能充実に取り岨むべきだ」とのべ、議案に反対しました。

(2016年3月2日付しんぶん赤旗)