title

 

栄小学校用地の不法占拠問題
文教経済委員会で矢達幸議員が追及

矢達幸市会議員

2003年3月7日

 大阪市会文教経済委員会7日、日本共産党の矢達幸大阪市会議員は浪速区にある栄小学校の校庭の一部(1382平米)が産業廃棄物業者に15年間にわたって不法占拠されている実態を追及しました。磯村隆文市長は「行政の怠慢であった」ことを認めました。
 矢達議員は、「栄小学校といえば、建設当時から77億円の巨費を投入した東洋一の小学校として有名である。大阪市が部落解放同盟の言いなりになり、不公正乱脈な同和行政のシンボル的存在である。その校庭の一部を産業廃棄物業者の鞄海興業に15年間も不法に占拠されている。法的な手続きもとっていない。特別措置としての同和対策が法的に終了したといいながら未だにきっぱりとした態度がとれないでいる。子どもたちの教育の障害にもなっている。どうするのか」と、厳しく追及しました。これに磯村市長は、「15年間も、放置していたことは行政の怠慢。絶対この問題は法的措置を含めて早急に解決します」と答弁しました。