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江川繁市会議員

2003年9月24日

 24日にひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の江川繁議員は、大阪市学校園教職員組合から提出された「大阪市立幼稚園への希望者全員の入園を求める請願書」の採択を求めて質疑しました。
 請願は、四歳児、五歳児の抽選(調整)をやめること、学級定数(現在35)を引き下げること、希望する幼稚園に全員入園できるように学級数・教員数を増やすことなどを求めています。
 江川議員は、子どもをめぐる問題が深刻になるなか、就学前教育がいっそう重要になっていることを強調。定数を超えて抽選され、近くの園に行けないというケースがおきており、矛盾を解決する抜本策が必要だと指摘し、幼児教育で定数三十五というのは、世界を見ても異常であり、30人学級を早期に実現することが重要だとのべました。
 また、少人数学級は豊かな教育を保障するキーワードであり、そのために、無人の人工島に地下鉄を通すなど、税金の無駄づかいを改め、教育重視の方向に転換することを求めました。
 土崎助役は、幼稚園教育が重要な役割を担っていることは認めたものの、公私の連携を進めるなどとのべるにとどまりました。
 請願は、自民、民主、公明のオール与党によって継続審議の扱いにされました。