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学校の安全対策と幼稚園施策の拡充を

文教経済委員会で江川繁議員が主張

江川繁市会議員

2003年12月24日

24日にひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、日本共産党の江川繁議員は、学校の安全対策についてただしました。池田市の大阪教育大学付属小学校での児童殺傷事件の記憶が消えないのに、12月18日には宇治市、19日には伊丹市と連続して小学校への進入・傷害事件が発生。大阪市の対策は、通報や警報装置だけに頼らず、警備専任者や「交通専従員」などの人的な配置が重要だとのべました。

また、江川議員は、幼稚園について、2004年度の募集結果が出ているが、三歳児、四歳児について、募集に対し応募者が上回っているところが24園で、390人がはみだしていると指摘。深刻な経済状況のもと、公立幼稚園への入園希望がふえており、ムダをやめてこの要求にこたえるべきだと強調し、フランスでは、幼稚園とあわせ小学校付設の幼児学級・幼児部もあり、授業料は無料であることも示し、抜本的な予算の拡充を求めました。土崎助役は「幼児教育の果たす役割は重要だ」など一般的な答弁にとどまりました。