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憲法、教育基本法の立場に立った教育と教科書 文教経済委員会で江川繁議員が主張 |
江川繁市会議員 2004年1月28日 |
1月28日にひらかれた大阪市議会文教経済委員会で、「教科書検定制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情」が審議され、日本共産党の江川繁議員は、不採択にするよう求める見解表明をおこないました。 江川議員は、陳情が「偏った歴史観によって記述されている教科書が少なくなく、子どもたちの教育に相応しいものとは言い難いものになっており、この原因は現行の教科書検定制度に問題があり、教科書検定制度を見直すことが必至であります」と、国による検定制度を強化し、教科書の内容統制を迫るものだと指摘。 またこの陳情は、「自虐史観に偏ることなく、我が国の文化・伝統・歴史の流れを的確に表現し」「宗教・倫理・哲学に関する教育が不可欠であり」「検定に当たってはそういう観点を重視する事」「日本人及び日本の記録として残る原点は古事記や日本書紀であり、その国や国民の因るところの成り立ちを教えることは重要なこと」などとしており、日本のアジア侵略の歴史を正当化し、「古事記・日本書紀」にはじまる神話・皇国史観を現代に復活させようとするものだとのべました。 自民・民主・公明の与党は、「持ち帰って審議」するとの態度をとりました。
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