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「学校の安全は登下校時が一番の問題」

で市に対策の強化を要求

文教経済常任委員会で山中智子議員

山中智子市会議員   2005年3月15日

大阪市議会文教経済常任委員会が3月15日聞かれ、日本共産党の山中智子議員は、子どもの安全について質疑しました。

大阪市教育委員会は、今年6月から市立の小学校と養護学校計約300校に計41人の警備員を巡回させる方針を決め、警察官OBをあてる予定です。警備員は一人当たり八校程度を担当。バイクで午前9時から午後4時まで学校間を移動し、不審者がいないか目を光らせるとしています。

山中議員は、登下校時が一番無防備になるとのべ、「午前九時から午後四時まで、しかも一人で八校を受け持つと言うのでは、不審者の侵入などを防ぐことにはつながらない」と指摘。「教員による校門での登校指導を徹底していると言うが、人手がない中で、出張や病欠などあれば、校門に立つこともできない」とのべ、「行政の責任で、無防備になる登下校時にひとり配置すべきだ」と求めました。

市教委は、「警察官OBによる巡回は、学校ヘの不審者進入を抑止する効果がある。登校時に関しては校門で登校指導を行うよう指導している」とこれまでの答弁をくりかえしました,

山中議員は、「なにかあってからでは遅い」と、重ねて警備員配置の充実を求めました。