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江川繁市会議員

2006年1月26日

 1月26日に行われた文教経済委員会で日本共産党の江川繁議員は、教育長改革マニフェストに関して質疑しました。教育長マニフェストでは、「経常経費一律2割カット」にそって理念のない節減につとめていることを質しましたが、教育委員会は「非効率な事務見直し、指定管理者制度の導入など様々な経費削減をしていく」ことを明言し、また学校維持経費も例外でないことを示唆しました。江川議員は「次世代育成、子育てに力を入れると前回市長は答弁したが、実際は教育費の削減、サービスの低下、幼稚園就援奨励費のカット、高校生奨学費の見直しなど出されている。一方で教育は大事と言いながら具体的に児童館の廃止もある。言ってることとやってることがまったくあべこべである」「子どもたちのために、必要なところには思い切って投入する。それこそマニフェストの柱であり、子育ての支援につながる」と質しましたが、市長は「教育が市政の中で重要であるとは誰にも異存のないことだか、市に求められているのは大胆な是正」と述べるに止まりました。旧同和推進校への給食調理員や教職員の過剰配置を指摘し、こういった無駄遣いを直ちにやめることこそ大事ときびしく指摘もしました。


 また江川議員は、幼稚園の統廃合についても触れ、単に「定員割れ」を取り上げて縮小を打ち出すのではなく、世界の流れである少人数クラスへの移行や、公立幼稚園のない区にふやすなど選択の幅を広げることも大事な役割と質しました。