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貝塚養護学校、突然の「学校指定の停止」は再検討を |
江川繁市会議員 2006年11月28日 |
11月28日に行われた文教経済委員会で日本共産党の江川繁議員は、今月7日に教育委員会が「貝塚養護学校の来年からの新たな児童生徒の受け入れを停止する」と発表した対応についてきびしく批判し、再検討を求めました。 貝塚養護学校は昭和23年から結核の転地療養施設として開校して以来、病弱・虚弱児、肥満、心の病などの生徒児童に対して寄宿舎生活で病弱教育をすすめてきました。 教育委員会は今回の処置の理由として、連携してきた千石荘病院の廃止、在籍児童生徒の減少を理由に挙げました。これに対して江川議員は、病院は周辺との連携で充分克服できるとし、また現在利用している心臓に重い病気を持った子の保護者の声を紹介し、この学校がいじめで心身にハンディを持った子どもの居場所として、体の病気だけに限らず大切な学校であることを指摘しました。現在いじめ問題などで行政、学校、地域がみんなで全力を挙げて取り組もうと声を上げている中、明らかにその流れに逆行するものだと厳しく批判しました。そして利用者が少ないことについても、この学校の存在そのものを知らせ広げていない行政の責任を追及しました。 教育委員会は、これらの追及にまともに回答できず「機能を市内に移転し病院への訪問教育を続ける」と答えるにとどまりました。江川議員は再検討を強く求めました。
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