全中学校給食の実施を．江川議員が質疑

江川繁市会議員

2006年12月14日

　１４日の文教経済委員会で日本共産党の江川繁議員は、全中学校給食の実施について質疑しました。

　江川議員は、中学校給食のあり方の検討について、４点に渡って質しました。まず法に基づくという観点から、学校給食法にある「学校給食が実施されるよう努めなければならない」という努力義務について、次に格差社会が広がる中で子どもたちの発達・食育の観点から給食の必要性について、また一部で行っているアンケートの方法で、全ての子どもや保護者の意見が反映されるようにすることについて、最後に中学校昼食の「あり方研究会」のメンバーがほとんど教育委員会内部で、広く意見が反映されるように、子ども、父母、教職員が入って議論するのが大切ではないか、について追及しました。

　教育委員会は「学校給食法は奨励したもので義務ではない。中学校昼食は弁当持参が基本で、弁当昼食を試行して検討しているまた、校長会、ＰＴＡの代表に参加してもらっている」と従来と代わらない答弁にとどまりました。市長も教育委員会の答弁通りと述べるにとどまりました。

（しんぶん赤旗：2006年12月15日付）