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学校園の補修整備を直ちに

江川議員が質疑

江川繁市会議員

2007年3月5日


 五日、大阪市文教経済委員会で日本共産党の江川繁議員は、学校園の補修整備予算について質疑しました。

 江川議員は、教育費全体が年々右肩下がりで減り続け、校舎整備費(増改築)は2003年度111億円から2007年度50億円、校舎補修費は2003年度67億円から2007年度37億円と5年間に約半分に減額され、トイレの改修要望が出されても修繕されていない学校を指摘。壊れて使えないなどのトイレを放置していることは子どもに対する人権侵害である。またいじめや校内暴力の場にもなりやすいと指摘し、2006年度現在167校園、403カ所の改修要望があり、緊急に対策が必要とただしました。教育委員会は「事業費は減っても量は確保している。限られた財源の中、まんべんなく公平に補修している。トイレ補修は優先順位が高いと認識しているが他にも緊急性のあるものがある」と答弁するにとどまりました。江川議員は、最低限トイレ補修は申請すれば対応できる緊急システムの確立と十分な予算の確保を強く求めました。