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中学校給食の全校実施に舵を切れ 清水市議が文教経済委員会で質疑 |
清水ただし市会議員 2007年9月26日 |
9月26日に大阪市議会文教経済委員会が開かれ、日本共産党の清水ただし市議が中学校給食の全校実施を求める陳情書について質疑に立ちました。 清水市議はまず、全国で8割の中学校で実施されている給食を、この間12校のみでしか実施せず、全校拡大のための努力を怠ってきた教育委員会の姿勢をただしました。 また「大阪市の中学校では弁当持参が基本」という教育委員会に対し、清水市議は、「弁当を持参できない生徒が2割もいるではないか。肩身の狭い思いをして、昼食時間にはいつも教室からいなくなる生徒がいるのを知っているのか」と現状をうったえるとともに、現在実施されている中学校給食の献立表を示し、「同じ大阪市立の中学に通いながら、一部の生徒しか給食の恩恵を受けていないのは不公平だ。この不公平を是正するというのであれば、教育委員会のしめす中学校給食廃止ではなく、全校実施こそ問題解決の筋道であり、親と子どもの願いだ」と指摘しました。 また親が弁当を持たせることで生徒が愛情を感じることができるという「愛情弁当論」についても、「子どもは弁当のみによって親の愛情を享受するものではない。親の働く姿を見て尊敬と愛情を持つ子どももいる。愛情の感じ方は人様々だ」と批判し、「学校給食法にもとづいて全校実施に今こそ舵を切るべきだ」と強く要望しました。
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