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来年度からただちに学校園へのクーラー設置を

てらど議員が強く求める

てらど月美市会議員

2011年3月2日

 3月2日の文教経済委員会で、てらど月美議員は普通教室へのクーラー設置や、教育環境の整備を速やかにすすめる事を求め質疑しました。

 寺戸議員は、大阪市が再来年度(2012年度)から小中学校の普通教室への空調設備設置を決めた事に関して、来年度計上される調査費用や暑さ対策費約7000万円はすぐに設置費用に回して、来年度から直ちに設置を始めるべきだと主張しました。

 寺戸議員は、一昨年、教室の暑さのために変形した、教員用の大型のプラスチック製の三角定規の写真を示し、今更調査をするまでもなく、教室内の異常な暑さははっきりしている、税金の有効な使い方としても直ちに設置するよう強く求めました。

 また、59園ある幼稚園についても、現在1園しか騒音対策で設置されていない状態があると指摘し、合わせて速やかに設置をすすめるよう求めました。そして、地域の災害時の避難場所でもあり、また地域コミュニティにも無くてはならない体育館への空調設置も要望が強い事を紹介し、設置をすすめるよう求めました。

 また寺戸議員は、この間学校維持運営費が大幅に減額され、教育現場で多大な影響がでている事例を紹介し、運営費の増額を求めました。

 学校維持運営費が大幅に減額された影響で、校舎等の補修が思うようにいかず、傷んだ校舎がきちんと修理されず、応急処置の状態で放置されたり、また、教材用の紙の質が低下したため破れやすかったりにじみやすいなど、授業に影響がでている事を指摘し、教育現場に大阪市の財政難を理由にした負担を押しつけることをやめるよう強く求めました。