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中学給食実施早く 大阪市議会委 山中議員求める |
山中智子市会議員 2011年3月3日 |
日本共産党の山中智子大阪市議は3日、市議会文教経済委員会で中学校給食の実施について質疑しました。 大阪市は、市議会決議や保護者からの中学校給食を望む声が大きくなり、2013年度中に民間調理デリバリー式の選択方式での中学校給食を全校実施する方針です。 山中議員は「学校給食は、基本的に全児童・生徒に対して実施される方向に行くべきで、給食も熱いものは熱く、冷たいものは冷たく適温提供すべきだ」と強調。給食実施についても「平松邦夫市長就任直後の旧同和校12校の中学校給食を廃止した時、廃止でなく時間がかかっても自校方式での中学校給食をすすめていく道や、昼食提供事業でなくその時から給食を実施するなどもっと早く実施する機会はいくつもあった」と指摘し、「給食実施を遅らせた責任は市長にある」と強調。「実施にこぎつけた今、予算を修正してでも来年度から実施し、デリバリー方式でない中学校給食を行うべきだ」と迫りました。 平松市長は、実施工程を精査し、すすめるので12年度から順次取り組み、13年度中の全校実施はこれでも早いと答えました。また、この選択方式がベストではないという認識を示しました。 (2011年3月4日付しんぶん赤旗) |