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山中議員が、特別支援学校のスクールバスの早期充実を求める

山中智子市会議員

2011年3月3日

 3月3日、文教経済委員会で、特別支援学校のスクールバスの充実を求め質疑しました。

 山中議員は先日出された、スクールバスへの看護師配置を求める陳情書をきっかけに、実際に西淀川特別支援学校と生野特別支援学校のスクールバスに乗車しスクールバスの現状を視察しました。

 バスの中では、安全に楽しく過ごせるように添乗員が役割を果たしており、また、子どもの体調に親も充分な注意を払いながら通学させている実態を紹介し、親の負担軽減にもつながり子どもも学校生活を過ごす事が出来る、スクールバスへの看護師の乗車は可能ではないかと述べました。

 また、車いすが必要な生徒に対して、対応するバスが少ない現状や、通学に1時間、1時間半以上かかる生徒が多数いる現状について抜本的対策が必要と質しました。教育委員会は「課題は認識している。学校配置の問題もある。今後の整備計画に基づき抜本的に対応する」と答えました。

 山中議員は、抜本策とは学校配置の問題で、2〜3年先の事になる。来年度から乗車できない生徒が出る可能性があり、今の問題だと質し、教育委員会は「生野では増車する」と答えました。山中議員は、バスのルートや時間の変更は子どもの生活の変化にそのままつながる。早急に当事者にも参加してもらって検討を進める事を強く要望しました。