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市立堀江幼稚園存続して

大阪 江川市議が市長に質問

江川繁市会議員

2016年1月13日

写真 大阪市議会教育こども委員会が13日開かれ、日本共産党の江川繁市議は、市立堀江幼稚園(同市西区)の廃止・民営化問題について質疑しました。

 市立幼稚園の廃止・民営化については、橋下徹前市長が「改革」の一環として2013年8月に全59園の廃止・民営化計画を示して以来、保護者や地域の強い反対をうけて5園のみが可決され、廃止・民営化案は3度否決されています。

 江川氏が、地域や保護者の理解・同意が得られないまま拙速に民営化議決の判断をしないこと、市立堀江幼稚園を存続すること、などを求める保護者や地域住民から出されている要望についての見解をただしだのに、吉村洋文市長は「市立幼稚園民営化の基本的方針は継承しており、市立幼稚園を存続させることにはならない」と答弁しました。

江川氏は、待機児解消が求められるなか、「わざわざ市立堀江幼稚園をなくすことはマイナス」と指摘。122年の歴史と伝統を持ち地域に愛された地域・大阪市の宝である公立の堀江幼稚園の存続を大前提にして、「一から真摯(しんし)に検討し、相互が合意納得して、英知を結集して堀江地域子育て総合計画を作り上げることが求められている」主張しました。

(2016年1月15日付しんぶん赤旗)