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学校続廃合は慎重に 大阪市議会「街づくりの観点で」 |
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井上ひろし市会議員 2018年5月21日 |
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井上浩議員 日本共産党の井上浩大阪市議は21日、市議会教育こども委員会で、大阪市立の勝山、鶴橋両中学校(いずれも生野区)を統合して桃谷中学校を設置する条例案や、中学校5校、小学校12校を中学校4校、小学校4校に再編する「生野区西部地域学校再編整備計画」について質疑しました。 井上議員は「中学校についても小学校とともに、西部地域全体の問題としてとらえるべきであり、やりやすい所からすすめるという考え方はとるべきではない」として、勝山、鶴橋中学校の統合を先行しないようにと強調。 「市内中心部では児童数が増加している。いま、(生野区で)児童数が減少しているからといって、学校の統廃合を優先的にすすめるのではなく、街づくりの観点を持って、子育て世代や子どもたちを増やす取り組みを積極的にすすめるべきだ。安直に結論を出すのではなく、より慎重に検討を」と主張しました。 井上議員は、「生野区西部地域学校再編整備計画」について、地域からは通学路の安全面や小学校が無くなり、教育環境・内容が変わることへの不安が出されていると指摘。「この点にしっかり向き合う対応が必要だ」とのべ、「(再編計画を)一方的に強引にすすめることは絶対にしないで、地域、学校関係者の声を尊重すべきだ」と主張しました。 (2018年5月23日付しんぶん赤旗) |