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子どもの学習権を守れ 教育こども委員会 井上議員 |
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井上ひろし市会議員 2021年5月20日 |
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今回の緊急事態宣言中における市内小中学校のオンライン学習等を24日から通常授業に戻すという方針転換について、「混乱している現場に対しておわびの一言もない」と批判。「市教委は執行機関として主体的に判断し、本来の教育の立場に立った対応が求められる」と述べ、「前回の分散登校の方がいいという声もある。しっかり検証を行い適切に判断すべきだ」と要望しました。
オンライン学習環境の整備状況について、「接続テストの前倒しで、学校現場は十分に準備もできず、実際接続できたのは3割4割」と指摘。学校の取り組み状況や学習形態の差により授業時間数に差が生じる懸念を示し、「現場の実情に耳をかたむけ、現場から提案をしてもらうというプロセスがあったのか。大事なのは、子どもたちを感染させないと同時に子どもたちの学習権保障が大事だ」と訴えました。
生野区の学校統廃合問題について、これまで合計20件の陳情書提出、合計署名数が7000人超と確認し、市全体の教育にかかわる問題だという認識が広がっていると指摘。区長は、いったん立ち止まり、地元の意見を聞く懇談の場を引き続き持つべきだと求めました。
(2021年5月22日付しんぶん赤旗) |