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学校の統廃合やめよ 大阪市議会委 井上議員が批判 |
井上ひろし市会議員 2021年12月1日 |
日本共産党の井上浩大阪市議は1日、市議会教育こども委員会で、学校教職員の過重労働、生野区西部地域の学校統廃合問題などについて質疑しました。
多くの市民から市に対し、市立小学校校長の「提言」にかかわる文書訓告の取り消しを求める意見や疑問を呈する意見が寄せられています。井上議員は、この「提言」の「教職員、学校は疲弊している」との記載を取り上げ、「まさに教職員は、日々の業務に追われ、子どもに向き合うゆとりがなく、過重労働になっている」と指摘。月80時間の過労死ラインを超える教員や、休職中の教員が少なからずいる状況を確認し、「異常に増えたテストの回数は、教育現場の大きなストレスになっており、軽減することが必要」と強調。教員のメンタルヘルス対策を行い、教員が子どもに向き合う状況を作るべきだと訴えました。
生野区の桃谷中学校区の学校再編について、市側は「地域や保護者と意見交換を行っている」と答弁。井上議員は、「しっかりとした地元説明や関係者の合意を得ることが大事だが、合意が得られているとは到底言えない。地域関係者を置き去りにし、行政の都合で児童数だけ切り取って、条例で統廃合を強行しようとするのは無理がある」と述べ、「いったん立ち止まって」という関係者の声を聞くように求めました。
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