title

平成16年版大阪市環境白書の説明に対し、

43号線、渋滞の解決に全力を尽くせと主張

環境対策特別委員会で矢達市会議員

矢達幸市会議員

2004年12月7日

日本共産党の矢達幸議員は、12月7日開かれた大阪市環境対策特別委員会で大正区と港区につながる43号線の渋滞と大気汚染解消へ阪神高速西大阪線の料金無料化実現を求めて質疑しました。矢達議員は市は平成16年版市環境白書の説明において二酸化窒素や浮遊粒子状物質など一般環境大気測定局で初めて適合し、一定の前進が図れたというが、43号線の沿道地域は依然として深刻な状況が続いている。改善を求め長年の運動を続けてきたなかで、今年やっと大型車料金を半額にした社会実験(11月29日〜12月26日、安治川出入口〜大正西料金所間)が始まった。この実験結果を公開すべきだと要望。市は、実験の様子などは大阪国道事務所がインターネットで公開しているが地元連絡会からも結果の公表、説明の要望がある。関係機関と調整を図りたいと答弁。矢達議員は、市は渋滞の原因が幹線道路の交差、大型車の混入率などを上げているが認識に問題がある。現地で渋滞が常態化する原因は一般道路3車線が尻無川にきた所で1車線になっていることが最大の原因である。もともと高速道路は建設費が返還できた時に高速料金は無料にするという計画であった。有料道路は無料となり2車線使えるという考だ。しかし阪神公団は会計方式を変えた。有料化を続けたことでボトルネック、欠陥道路となり渋滞が起きている。市はこの経過を知っているのかと質問。市は詳しくは知らないと答弁。矢達議員は今回の実験では問題の解決につながらない。市は市民の代表という立場にたって協議会(国、大阪府、市、府警、阪神公団で構成)で必要な実験は今後も行うことと高速料金の無料化を求めるべきだと迫り、これまでの対応の甘さを改めるよう強く求めました。