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大阪駅北地区2期開発は環境に優しいグリーンパークに 江川議員が柏木副市長をただす |
江川繁市会議員 2009年3月13日 |
日本共産党の江川繁議員は、3月13日に開かれた大阪市会計画消防委員会で、大阪駅北地区2期開発問題について質疑をしました。 まず平松市長が発表した「元気な大阪をめざす政策ビジョン」にかかわって、文化環境の街づくりを基調としているが、まさに21世紀は環境の世紀であり、大きなパラダイム転換が求められていると指摘。 江川議員は、3月4日のわが党の代表質問で梅田貨物駅の機能を地下化し、今こそ環境に優しいグリーンパークを視野に抜本的検討をすべきだとの提言を紹介。 梅田貨物駅を百済駅付近に強行移転することは、生野、東成、東住吉、平野区併せて約50万人市民にさらに深刻な環境負荷を与え重大な問題が生じると厳しく批判しました。 江川議員は環境をよくするオール大阪の視野に立ち、大阪駅北地区二期開発については3つの提案を示しました。一つは、梅田貨物駅は地下化し、グリーンパークにする。二つ目は梅田貨物駅は地上に残して二階建てにし、その上にグリーンパークをつくる。三つ目は住宅密集地でないところに少なくとも梅田貨物駅を移して、グリーンパーク化する。北地区二期地区は環境都市をめざす上で、防災上の点でもグリーンパークをつくる、従って、今までの計画等を抜本的に再検討すべきだと強調しました。 柏木副市長は「グリーンパークにむけての3案は、土地の購入費、工事費用負担の面から難しい。大阪駅北地区2期開発は、低炭素型社会の実現であり新エネルギーの開発など地球規模の課題であります環境をテーマにし、民間活力による土地の高度利用、あるいは必要な都市機能の導入、良好な都市環境の創出が両立する街をめざしていきたい」との答弁にとどまりました。 江川議員は「大阪市は相変わらず、従来からの貧弱な発想のままだ、今、大転換が求められている。環境を犯すことはお金に換えがたい重大な問題だということに、まず発想を大きく広げていくべきだ」と抜本的な見直しを再度強く要請しました。 |