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北山大阪市議 森之宮ゴミ焼却工場、建替えより長寿命化 |
北山良三市会議員 2010年3月12 日 |
大阪市議会民生保健委員会が12日開かれ、日本共産党の北山良三議員は、森之宮ゴミ焼却工場の建て替えについて質疑しました。 住宅地に隣接する森之宮工場の建て替えについて、平松邦夫市長は2008年8月に、「凍結」を官萱しましたが、一転、建て替えをすすめようとしています。 北山議員は、大阪市のゴミ焼却工場に対するメンテナンスの技術を生かせば、いまあるゴミ焼却工場を40年稼働させることは可能だと指摘。「循環型環境社会」をつくる上で、「どんどん(ゴミを)燃やす工場をどんどん建て替え、増やしていくことではだめだ」とのべ、すべての工場の長寿命化を図るべきだと要求しました。 北山啓三副市長は「安定的効率的に運営するためには、一定の年数で建て替える必要がある」と答えました。 北山議員は「住之江工場を32年で建て替えずに5年延ばして37年で建て替えれば、5年間森之宮工場の建て替えの結論を出さなくてもゴミ処理は可能だ」と指摘。「15年度までに110万トンというゴミ減量目標の進捗(しんちょく)状況を見極め、その先の目標を見通した上で、工場の建て替えや配置計画の結論を出しても支障はない」とのべ、「性急な森之宮工場の建て替えはいまからでも見直すべきだ」と主張しました。 (2010年3月16日付しんぶん赤旗) |