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夢洲の土壌汚染調査を求める

大阪市議会委 小川市議が質疑

小川陽太市会議員

2018年12月13日

 日本共産党の小川陽太大阪市議は12月13日の市議会環境対策特別委員会で、人工島である夢洲の土壌汚染の調査を行うよう求め、質疑しました。

小川市議は、しゅんせつ土砂の受入基準にダイオキシン類の環境基準が設定されたのは2003年度だと述べたうえで、「夢洲の2・3区で受け入れたしゅんせつ土砂3800万立方メートルのうち、環境基準設定以前の02年度までに3500万立方メートルを受け入れている。環境基準を超える土砂が入っていることも考えられるのではないか」と指摘しました。大阪市は「基準設定以前も様々な基準を設定し適切に処理してきた。しゅんせつ土砂の受入終了後は建設発生土などで、その上部を埋め立てているので、人がしゅんせつ土砂に触れることはない」と強弁。

小川市議は、夢洲まちづくり構想では、IR・カジノで巨大建造物をつくる計画になっていると指摘し、「大量の土砂を掘り起こし、深くまで支持杭を打って開発することになる。しっかりと調べるべきだ」として、土壌汚染の調査を行うよう求めました。

また、万博とIRがセットの計画は、夢洲の最終処分場の期間を短くすることになり、万博の理念とは合わないと述べ、簡素でみんなから受け入れられる万博にするよう求めました。