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太陽光補助の復活を
大阪市議会委 井上氏が要求 |
井上ひろし市会議員 2023年9月7日 |
日本共産党の井上浩大阪市議は7日の市議会環境対策特別委員会で、再生可能エネルギーの活用に関して、2012年度に市政改革プランにより廃止された市独自の太陽光発電の補助制度を再開すべきだとただしました。 大阪市では09年に市独自の補助制度を創設し、11年度までの3年間、普及促進を実施。この期間における市内の太陽光発電の導入量は、府や全国の平均とくらべて約2倍の伸び率となり、顕著な効果をあげていました。
井上氏は「2050年の脱炭素社会『ゼロカーボンおおさか』の実現には、太陽光発電の普及拡大が重要。政令指定都市はじめ多くの自治体が独自の制度により市民の導入を後押ししている」と指摘。「府との共同事業を通じて促進を図っていく」との答弁に対し、「特定の事業者に仕事が集中するのではないか。わずか3年間で打ち切られた補助制度は、市内の中小企業に依頼・発注するなど、地域に仕事が回るメリットがあった。共同事業と合わせ技で市独自の制度復活を検討してほしい」と求めました。 (2023年9月15日付しんぶん赤旗) |