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西淀川区の高層マンション計画の変更を 計画消防委員会で稲森豊議員が主張 |
稲森豊市会議員 2006年1月26日 |
1月26日の計画消防委員会で、稲森議員は日本共産党の稲森豊議員が「子どもたちの健康と、心身ともの健全な育成を阻害する高層マンション建設計画の変更及び中止を求める陳情書」の採択を求めて質疑しました。 稲森議員は、もともと工業地域において日影規制が不問となっている本来の理由は、工業地域において建設される工場は住宅と違って日陰に配慮するよりも工業の振興を優先すると言う考え方からであり、今回のマンション建設はこの規制の無いことを良いことに、隣のマンションに朝8時から夕方4時の8時間のうち6時間以上の影をおとしたり、保育所に悪影響を及ぼすような建築を合法だからと言って強行する事によって引き起こされる環境悪化が問題となっているものだと指摘。既存のマンションも保育所も工場と違って日照を重視すべき建築物で、日照には十分配慮されなければならず、大阪市として合法だからと看過すべきでないと強調しました。 稲森議員は、関市長に対し、市政改革マニフェストで=市長は市民に責任を持つ=と公言されているのだから被害を受ける住民の立場にたってマンション建設について再考するよう依頼するなど行動をとるよう求めました。これに対し関市長は、工事施工において近隣に配慮するよう求めているとし、日照障害など住民に長期にわたって被害を与えることについては個々の問題については市長としてものを言うべきでないと無責任な答弁を行いました。 採決において、日本共産党は即採択を主張しましたが自民・公明・民主による多数で引き続き審査となりました。
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