学童保育充実のため、補助金を増額し

市のホームページで広報に努めよ

清水議員が強く要望

清水ただし市会議員

2008年3月13日

　３月１３日、大阪市会文教経済委員会で予算審議が行われ、日本共産党の清水ただし議員は学童保育の充実を求め質疑しました。

　清水議員は、国の打ち出している放課後子どもプランでは、全小学校区に学童保育を設置することが求められていることを紹介した上で、大阪市は約半分の設置にとどまっており、政令市の中で２番目に低い設置状況であることを指摘しました。清水議員は「現在の学童保育に対する補助金は１施設２００万円ちょっととわずかで、専門性も高く子どもの成長だけでなく親も励ましてきた指導員の給与にもならず、市がワーキングプアをつくっている。大阪市は国基準を上回る補助金と言うが実態は全く足りていない。高い保育料や事業活動で父母の経済的負担も大きく苦労している。中学校の空き教室も含めて提供を考えるべき」と強く要望しました。こども青少年局は「放課後の子ども施策は、いきいき活動中心に行う。また現在の補助金の範囲内で活用をお願いする」と従来の答弁にとどまりました。

　また清水議員は、いきいき活動も学童保育も両方をすすめることが大事であるが、学童保育について市は公報すらしていないと指摘。学童保育を利用したくても捜すのに苦労している父母もいる事を紹介し、市長も情報公開をすすめると言っている今、せめて市のホームページに学童保育の施設を掲載し市民に広く知らせるべきと強く要望しました。