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子どものショートステイの制度改善

拡充を求め山中議員が質疑

山中智子市会議員

2011年3月3日

 3月3日、文教経済委員会で、子どものショートステイについて質疑しました。

 山中議員は、育児疲れ等様々な理由で、一時的に保育困難になった子どもを預けるショートステイについて、放置すれば虐待にもつながりかねない状況に対応する施設として、充実を図るべきだと求めました。

 現場を視察した山中議員は、多くの利用希望者がいるのに、定員を超えて預ける事が出来ないため、利用を断らなければならない現状を紹介し、施設の増設・増員を求めましたが、こども青少年局は「施設を増やす事や定員を増やす事は困難と考える。他の施策を活用し検討したい」と答えるにとどまりました。

 山中議員は、東京では独自に拡充している行政区もあると指摘し、大阪市独自の拡充を求めるとともに、国への制度改善を求めるべきだと要望しました。

 また、利用料が1回約1万円を超え、経済的負担が大きいため、利用したくても利用できない人が多いと指摘して、使用料の減額を要望しました。また、各施設が独自努力で利用料を下げてもいいと声を上げていることも紹介し、利用者が利用しやすい施設にするよう制度の改善を強く求めました。